サブスリーのトレーニング方法、その1

ラソンの練習方法、と言っても様々にあります。

走ることはもちろん、筋トレやストレッチ、あるいは瞑想などの精神鍛錬なども練習と言っていいと思います。

それぞれが大事なトレーニングですし、好タイムを出すためには走るだけではダメだとは思います・・・が、とは言っても、やはり練習のメインは走ることでしょう。

このブログは「月間200kmでもサブスリー」ですが、月間200kmということは練習時間が十分に確保できないような人がサブスリーを目指す、ということですので筋トレなどもじっくりは出来ないわけで、練習は走ることの比率がダントツに高くなります。

もちろん、様々なトレーニングをバランス良く織り交ぜていける方が良いのは分かっていますが、市民ランナーが限られた練習時間の中で効果を最大にすることを考えると、どうしても走ることが中心になると思います。

もちろん、ひざが痛いとか、腰が痛いとか故障を抱えているような場合には、それを取り除くことが必要だと思いますが、そうでない限りは練習時間をなるべく走ることに当てるのが一番でしょう。

 

そういうわけで、ストレッチや筋トレなどについてや練習時間についての考え方などは別の機会に書くとして、まずは走るという最も基本的な練習をどのようにしているのかについて、ここから何回かに分けて書きたいと思います。

もちろん、走ると言っても練習方法は様々にあります。

一番ポピュラーなのはペース走なんだろうと思います。

これは自分の実力に合った一定のペースで最初から最後まで走るという練習で、普通ランニングというとこれをイメージするのかな、と思いますが自分はここ数年やったことはほとんどありません。

理由は色々とありますが、一番の理由はペース走よりもビルドアップ走を中心として練習していると必要性を感じないからです。

これは練習時間を短くするためという理由もあってなのですが、ともあれ練習の中心はビルドアップ走になります。

そして、そのほかに

   ・ インターバルトレーニング

   ・ ガチユル走

   ・ ジョグ

   ・ 30キロ走

などを取り入れています。

普段のトレーニングの中で、どれをいつ、どのくらいの強度でやるかについては時期や体調などで異なりますが、様々な練習の中で中心はビルドアップ走です。

そのほかの練習も含めて、それぞれがどんな練習で、具体的なタイム設定などをどのようにしているかについては次回以降に書きますが、走る前には常に距離とタイムは設定してから走ります。

そして、そのタイム設定で走るためにはどういうペースで行けばいいのかという概ねのペース配分と日によってはフォームなど、その日に設定したテーマを持って練習をスタートします。

そして、走りながら感じるその日の体調を踏まえて、予定よりも余裕がある場合にはタイムを上げて走ったり、距離を長くしたりします。

逆に思ったよりも苦しい場合には本番で苦しくなったことを想定して、腕の振りや足の運び、呼吸法などを工夫しながら悪いなりにどのようにタイムの落ちを少なくまとめていくのかを考えて走っています。

とにかく、少ない距離で効率よく練習をするには、一回ずつの練習の効率を高めていくことが欠かせません。

そして、思ったようにいかないときにも、それを無駄にしないための工夫がなくては短い距離で最大の効果は発揮できないのだろうと思います。

 

それでは、次回以降にそれぞれの練習の具体的なタイム設定や考え方を書いていきたいと思います。